■品名：
No.2 Jeans 1890
■素材：
COTTON100％
■商品：
リネンパッチに片ポケという1890年代の201を参考に製作された一本。
ベルトループ有仕様となっております。
『生地』
今回作る生地のターゲットは最上級と言われるXX DENIMでは無くNo2。
130年前の綿は燻んでたのでは無いかという予想から、コットンを130年前のイメージの色に染める所からスタート。
次に、Vintageの激しく縦落ちした生地を見ると太い箇所・細い箇所のムラ感が見られたため
”一つの生地に5種類の糸を混ぜる”という初めての試み。
経糸に6・7・8番手、緯糸に10番手。
さらに異原糸を再現するために3番手の糸も作られ使用されております。
5種類の糸が完成したら緯糸を除く4種類の経糸を染めの作業へ。
1897年にドイツで生まれたと言われる合成インディゴ。
必然的に19世紀のジーンズを作るとなれば天然インディゴで染める必要があります。
Vintageの再現のため天然インディゴをロープ染色という形で染められております。
ロープ染色とは糸を束ねてロープ状にして、天然インディゴ液層に糸を沈めて引き上げる作業を繰り返し行います。
出来上がった生地は織り上がりの生機の状態で9.8オンス 洗って縮むと目が詰まって11.4オンスになります。
『太めの白耳』
年代的に合成インディゴが採用される以前とのことで本藍で染色。
耳の綾方向は左右で耳違います。
TCBにてその仕様も再現されております。
『小股の縫い方とリベット』
現在の考え方だと小股を縫う時は着用時開かない様に右前身と左前身を合わせる時は重なる様に縫います。
ただ、この年代の頃の小股は原始的で重なりが浅く開き気味となっており、TCBでも重なりをVintage同様に浅めに縫い合わせｒうられております。
ただ股リベットの位置はVintageでは補強の意味の無い位置に打たれているため小股のステッチの中に配され強度を確保しています。
リベットの打ち方も当時の手打ちに寄る打刻痕を２度打ちする事により再現されていおります。
『左前ポケットのプリント』
Viktorの本などを参考に何が書かれているかを分析。
廉価版らしく『THE BEST VALUE』から始まるメッセージが刻まれております。
『折伏せ縫い』
チェーンステッチが開発される前の１本針縫製。
『レインボーステッチ』
2色使いのダブルステッチ。
『3Pボタン』
タックボタン最初期の4ピースボタン
2本足とかS字ワイヤー入りとかより前のボタンをリベットで留めてる仕様。
打つ前はボタンと真ん中のリベットと足の３ピースになります。
『Hartshorn Buckle』
1855年ハーツホーン氏によって発明されたバックルを参考に造られております。
恐らく当時は針金状の物を曲げて作っていたのかと思われます。
※画像と商品の風合い、色が若干異なる場合もあります。
また各サイズも1商品ずつ若干異なることもありますのでご了承ください。
サイズ感に関しては好みもありますのであくまでもご参考程度にお願い致します。
ウォッシュ済のため縮具合も個体差がありますのでご了承下さい。
お問合せにてご連絡頂ければ現品計測させていただきます。
【SIZE】
|
ウエスト |
股上 |
わたり(股下10cm) |
股下 |
裾幅 |
| W32 |
83cm |
30.5cm |
28.5cm |
94cm |
21cm |
| W33 |
86cm |
31cm |
29cm |
94cm |
21cm |
| W34 |
89cm |
31cm |
30cm |
94cm |
22cm |
| W36 |
93cm |
31.5cm |
30.5cm |
94cm |
22.5cm |
※万一返品・交換される方は返品の送料・再送の際に発生する送料はご負担いただきますのでご了承ください。
※当時をイメージした生地の特性上、生地のムラ等がございます。
またインシームの仕上げ処理を行っておりません。
不良品ではございませんのでご了承いただきますよう宜しくお願い致します。
